ボウリングで真っ直ぐ投げるにはコツがある!上手く投げるための練習方法を紹介

ボウリングをするグループ

ボウリングで「真っ直ぐ投げたいのに、どうしても曲がってしまう」「毎回同じ方向にボールが行かない」と悩んでいませんか?

実はボウリングで真っ直ぐ投げるためには、いくつかのコツと正しい練習方法があります。
単に力を入れればいいわけでも、感覚に頼ればいいわけでもありません。

この記事では、ボウリングで真っ直ぐ投げるための原因分析・フォーム・具体的な練習方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。

上達を目指したい方はぜひ最後まで読んで、次の投球から実践してみてください。

・ボウリングで真っ直ぐ投げられない原因と意識すべきポイントを解説
ボールが曲がる理由や、スイング・グリップの重要性を詳しく紹介します。

・真っ直ぐ投げるための正しいフォームと投球の流れを徹底解説
スタンス、助走、リリースのコツを具体的にまとめ、理想的な投球動作をイメージできるよう解説します。

・上手く投げるための練習方法を紹介|自宅・ボウリング場で実践できる!
フォーム改善やコントロール向上に役立つ具体的な練習方法を、シーン別に紹介します。

・ボウリングで真っ直ぐ投げるには正しいフォームと継続的な練習がカギ
記事のまとめとして、すぐに試したいポイントと上達のコツを簡潔におさらいします。

目次

ボウリングで真っ直ぐ投げられない原因と上手く投げるための意識

ボウリングをする男性

「ボウリングで真っ直ぐ投げたいのに、ボールが左右に曲がってしまう…」
多くの人がぶつかるこの悩みには、明確な原因があります。
ここでは、真っ直ぐ投げられない理由と、それを防ぐために意識すべきポイントを解説します。

投げると曲がる原因|フォームのぶれ・力の入れすぎ

ボウリングでボールが真っ直ぐ進まない大きな原因は、フォームのぶれです。
助走やリリースのときに体が左右に揺れてしまうと、ボールの軌道が乱れます。

特に初心者に多いのは、ボールを「真っ直ぐ投げよう」と意識しすぎるあまり、腕や肩に力が入りすぎてしまうパターンです。
この力みがスイング軌道を不安定にし、結果的にボールに余計な回転や角度がついてしまいます。

真っ直ぐ投げるには「スイング軌道・グリップ」を意識

スイング軌道は「まっすぐ後ろから前へ振る」を意識します。
横にぶれると回転や角度がつき、真っ直ぐ転がりません。
特に後ろに引いたときに腕が体から離れないよう、体の横を通すイメージでスイングしましょう。

また、グリップ(ボールの持ち方)については強く握りすぎると、リリースの瞬間にボールが引っかかり、意図しない回転が生まれます。
逆に、ほどよくリラックスした握り方で、自然にボールが落ちるようにリリースするのが理想です。

やりがちな失敗例|体の開き・手首のひねり

初心者の方に多いのが、「体が投球方向に対して早く開いてしまう」という失敗です。
肩が早く正面を向くと、腕の軌道も外側に流れてしまい、真っ直ぐ転がりません。
リリース前まで体はボールの進行方向に対して正対をせず、目標方向に向かってスムーズに開く意識が重要です。

もう一つの落とし穴が「リリース時の手首のひねり」です。
ストレートで投げたつもりが、手首をわずかにひねったことでボールに回転がかかり、意図しない曲がりを生んでしまいます。
これを防ぐには、リリース時に手のひらを目標方向に向け、手首の角度を最後まで一定に保つ意識が大切です。

このように、真っ直ぐ投げられない原因を正しく理解し、フォームや意識を見直すことが上達への近道です。
次のセクションでは、真っ直ぐ投げるための正しいフォームや投球の流れをさらに詳しく解説します。

真っ直ぐ投げるためのコツ・正しいフォームと投球の流れ

ボウリングの構え

ボウリングで真っ直ぐ投げるためには、フォームの基礎を正しく身につけることが不可欠です。
ここでは、スタンスからリリースまでの流れを順を追って解説します。
フォームの見直しだけで、投球の安定感が大きく変わることもあります。

スタンスと助走のポイント

まず大切なのがスタンス(構え)です。
ボールを身体の前に差し出し、顎の真下にボールが来るように持つ位置を設定します。
重心はボールを持つ側の足(右利きであれば右足)に乗せ、スイングした際にボールがスムーズに体の横を通るようやや斜めに構えお尻は引きます。

助走は、一定のリズムでテンポ良く踏み出すことが大切です。
助走が速すぎたり遅すぎたりするとリリースの正確性が落ちます。
慣れない内は、まずは一般的な4歩助走でフォームを固め、慣れたら5歩助走にステップアップすると安定しやすいです。

リリース時の手首とボールの持ち方

ボールの持ち方(グリップ)は、指先に無駄な力を入れず、ボールが自然に手から離れるように意識します。
握り込むとリリースで引っかかり、余計な回転が生まれてしまうからです。

リリースでは手首をまっすぐ固定し、目標方向に向かって腕をスムーズに振り抜くことが重要です。
手のひらを目標方向に向けたまま、ボールの重みで自然に落とすイメージでリリースしましょう。

最後に手首を返してしまうと、意図しない回転や曲がりが生じますので注意が必要です。

スパットを目標にする

狙った箇所に投げるためには、ピンそのものではなく、レーン中央のスパット(▲マーク)を目安に投げるのがおすすめです。
スパットを目標に投げることでボールの軌道のズレを減らせます。

ストライクを狙う場合は右から2番目のスパットを通過し、ポケット(ピンの1番目と3番目の間)に入るように投げます。
※左利きの場合は左から2番目のスパットを通過し、ポケット(ピンの1番目と2番目の間)に入るように投げる。

毎回同じスパットを狙うことで、コントロール力が徐々に身についてきます。

フォームは見た目以上に奥深く、正しい投球動作が身につくと一気にスコアも安定します。
次のセクションでは、こうしたフォームを定着させるための具体的な練習方法を紹介します。
自宅・ボウリング場の両方で使える内容ですので、ぜひ実践してください。

上手く投げるための練習方法|自宅・ボウリング場でできる効果的トレーニング

ボウリング投球前

ボウリングで真っ直ぐ投げるには、正しいフォームや意識だけでなく、それを「体に覚えさせる練習」が不可欠です。
ここでは、自宅やボウリング場で手軽にできる練習方法を紹介します。

継続することで確実にフォームが安定し、コントロール力が向上します。

自宅でできるフォーム確認とシャドースイング

自宅練習の基本は「シャドースイング」です。
ボールを持たずに、スタンス→助走→スイング→リリース→フォロースルーまでをゆっくり丁寧に再現します。
このとき、姿見や全身鏡の前で行うと、体のブレや腕の軌道のズレに気づきやすくなります。

何度も繰り返してやることで安定したフォームを身に付けることができます。

ボウリング場での実践練習|スコアを気にしない反復投球

ボウリング場では、「スコアを無視した練習」がとても大切です。

1投ごとに点数や倒れたピンの数に一喜一憂せず、とにかく同じフォームで同じスパットを狙う反復投球を心がけましょう。
1ゲーム10フレームを通してスパットだけに集中するだけでも、コントロール力が向上します。

また前述の通り、4歩助走や5歩助走を使い分ける練習をするのも効果的です。
歩数を意識することで助走のリズムが安定し、体のぶれも減ります。

初心者の方は、助走を短くしてリリースの感覚だけを養う練習から始めるのもおすすめです。

動画撮影や仲間のアドバイスで客観的にフォームを修正

自分の投球フォームをスマホで撮影し、後で見返すのも大変効果的です。

頭では綺麗なフォームで投げているつもりでも、動画で見ると意外とスイングが外に流れていたり、リリースで手首が返っていたりすることに気づけます。

もし可能であれば、経験のある仲間やコーチに投球を見てもらい、改善点をアドバイスしてもらうのも上達の近道です
ボウリング場によっては、ワンポイントアドバイスをしてくれるサービスがあるので、積極的に活用しましょう。

地道な練習の積み重ねこそ、真っ直ぐ投げる力を身につける一番の方法です。
次のまとめでは、これまでのポイントを振り返り、上達への道筋を簡潔におさらいします。

ボウリングで真っ直ぐ投げるには正しいフォームと練習の積み重ねが重要

ボウリングをするグループ

ボウリングで真っ直ぐ投げるためには、今回紹介したように「正しいフォームを身につけること」「そのフォームを体に覚え込ませる練習を続けること」が何より大切です。

まず、ボールが曲がる原因を正しく理解し、体のぶれや力みを無くすこと。
次に、スタンス・助走・スイング・リリースといった投球の流れを見直し、シンプルで無駄のない動きを意識すること。
そして、自宅でのシャドースイングやボウリング場での反復練習、動画を活用した自己チェックなど、地道な練習を積み重ねることでフォームの安定性は確実に向上します。

真っ直ぐ投げるコツを一度にすべて完璧にしようとする必要はありません。
まずは「今日はスパットだけに集中してみよう」「今日はリリースの手首を意識してみよう」というように、ひとつずつ課題をクリアしていく姿勢が上達の近道です。

大切なのは、練習の中で自分の変化や成長を感じながら続けていくことです。
この記事で学んだポイントを、ぜひ次回のボウリングで実践し、真っ直ぐ気持ちよく投げられる一投を目指してください。

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