ゆったりとした座席に静かな空間、上質なサービスが魅力の「グランクラス」。
旅行や移動の際に利用することで、より贅沢な時間が味わえる特別な車両ですが、
「飲み放題は廃止された?」
「軽食はおかわり可能?」
と、最近のサービス内容に疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
実は現在、グランクラスのサービス内容は路線によって異なります。
北陸新幹線の一部列車では「飲料・軽食あり」のサービス自体が廃止され、「車内サービスなし」の運行に変更された一方、東北・北海道新幹線などでは、これまで通りドリンクや軽食の提供が続いている列車もあります。
この記事では、2025年現在のグランクラスの飲み放題や軽食サービスの最新状況をわかりやすく解説。
どの路線でどんなサービスが受けられるのか、おかわりは可能なのかなど、乗車前に知っておきたいポイントを徹底的に紹介します。
グランクラスとは?特別車両の魅力と基本サービス

グランクラスは新幹線の最上級クラス
新幹線の中でも最も上質な座席クラスとして知られる「グランクラス」。
その快適さは「走るファーストクラス」とも称されるほどで、上質なシートや静かな車内空間が特徴です。
座席シートは「本革」「ウール」など質感の高い素材が使用されており、全席電動リクライニング付きの仕様で1人あたりのスペースが広く確保されています。
足元もゆったりしており、移動時間をくつろぎのひとときに変えてくれる特別な存在です。
グランクラスにはサービスの種類によって専任のアテンダントが乗務しており、乗車中はドリンクや軽食の提供、ブランケットの貸し出しなど、きめ細やかなサービスを受けることができます。
グランクラスには「飲料・軽食あり」と「なし」の2タイプがある
現在のグランクラスには、2種類のサービス形態があります。
- グランクラス(飲料・軽食あり)
- グランクラス(飲料・軽食なし)
この違いは路線によって決まっており、すべての新幹線で同じサービスが受けられるわけではありません。
たとえば、北陸新幹線の「はくたか」では2022年10月以降、「飲料・軽食あり」のサービスそのものが廃止され、現在は「車内サービスなし」での運行となっています。
一方で、東北・北海道新幹線や上越新幹線の一部列車では、今も変わらず飲料・軽食付きのサービスが提供されており、ドリンクの注文も可能です。
グランクラスを利用する際のチェックポイント
同じ「グランクラス」でも、乗る列車によって受けられるサービスが異なるため、事前の確認がとても重要です。
予約の際は「飲料・軽食あり」「飲料・軽食なし」かを確認のうえ希望するサービス内容を選んで申し込みしましょう。
旅行中に贅沢な時間を楽しみたい方や、ドリンク・軽食サービスを目的にしている方は「飲料・軽食あり」の車両を選ぶのがおすすめです。
次の章では、実際にグランクラスで提供されているドリンクや「おかわり」などのサービスの詳細を紹介します。
グランクラスの飲み放題サービスは?現在のドリンク提供内容を紹介

現在のドリンク提供内容
グランクラス(飲料・軽食あり)の路線では、以下のようなドリンクが用意されています。
- アルコール類(ビール・日本酒・ワインなど)
- ソフトドリンク(ジュース・烏龍茶・ミネラルウォーターなど)
- コーヒー・ハーブティーなどのホットドリンク
特にお酒については沿線地域で作られているワインや日本酒などが用意されており、旅の特別感をより高めてくれます。
おかわりはできる?実際のサービスの流れ
「グランクラス(飲料・軽食あり)」では、専任アテンダントによるドリンクサービスがあり、乗車中にゆったりと飲み物を楽しむことができます。
希望の際は、メニューから好きなドリンクを選ぶ形式で、おかわりも可能です。
あくまで「飲み放題プラン」が設定されているわけではありませんが、希望すれば何度でも注文できるため、実質的には“飲み放題に近い”といえます。
ただし、すべてのグランクラスでこのサービスが受けられるわけではなく、「グランクラス(飲料・軽食なし)」の場合はアテンダントが乗車しておらず、ドリンクやおしぼりなどの提供はないため注意が必要です。
路線によって異なるサービスの違い
北陸新幹線の一部列車の飲料・軽食ありのサービス廃止後、2025年現在「グランクラス(飲料・軽食あり)」が運用されている主な路線は以下の通りです。
- 東京~盛岡・新青森・新函館北斗発着の「はやぶさ」
- 東京~金沢・敦賀発着の「かがやき」
これらの列車では乗車中にドリンクや軽食が提供され、ドリンクはおかわりもできて飲み放題のため、気兼ねなくのんびりと好きな飲み物を飲みながら快適な乗車空間を満喫することができます。
軽食・スイーツのおかわり、その他サービス内容

グランクラスのもうひとつの楽しみといえば、乗車時に提供される軽食やスイーツです。
上質でこだわりの詰まったメニューが魅力のリフレッシュメント(軽いお食事)とパティシエ監修のオリジナルスイーツ(茶菓子)を堪能できます。
軽食の内容
グランクラス(飲料・軽食あり)の路線では、乗車するとほどなくしてアテンダントが軽食を提供してくれます。
好みに応じて「和食」と「洋食」の2種類から選べ、季節によってメニューが変わるのも特徴です。
たとえば、和食にはこだわりの煮物や出汁のきいた副菜などの創作料理が詰まっており、まるで高級料亭のような上品さ。
洋食ではおしゃれなキッシュやハーブ香るリゾット・グラチネなど、ワインやビールに合うラインアップになっています。
どちらも地域や季節の食材を活かした多彩なメニューが多く、旅先や旬の味覚を先取りできるのが嬉しいポイントです。
参考:リフレッシュメント(軽いお食事)・お飲み物について(JR東日本公式サイト)
スイーツやおつまみも充実
軽食のほかに、焼き菓子やチョコレート、ナッツなどのスイーツ・おつまみも提供されます。
これらはドリンクとの相性も考えられており、特にコーヒーや紅茶と合わせると上品なティータイムに。
おつまみはウェルカムセットでお水やおしぼりなどと一緒にもらうことができますが、スイーツ(茶菓子)については希望者のみ(1人1個まで)提供されるシステムで、アテンダントに直接注文が必要です。
おかわり・追加注文はできる?
軽食はスイーツ(茶菓子)と同様に基本的に1人1つ限りの提供で、おかわりはできません。
ただし、ドリンクは前章で紹介したように何度でもおかわり可能なため、食後もゆったりといろいろな種類の飲み物を楽しむことができます。
アテンダントは定期的に巡回しており、空いたグラスを見つけると声をかけてくれることも多いので、遠慮せずお願いして大丈夫です。
グランクラスならではの上質なサービス体験
軽食やドリンクの提供以外にも、グランクラスでは心地よい接客と静かな空間づくりが徹底されています。
ブランケットやスリッパの貸し出し、読書灯、ヘッドレストピローなど、細部まで快適性を追求。
特にアテンダントは声のトーンや立ち居振る舞いも落ち着いており、気配りに関しても評判が高いです。
このように、グランクラス(飲料・軽食あり)の列車では、ただの移動では味わえない特別な体験が待っています。
ドリンクの「飲み放題」や軽食の上品さ、静かなリラックス空間――どれを取っても、満足度の高いサービスといえるでしょう。
まとめ|グランクラスの飲み放題・軽食など現在のサービス内容について

このように、「グランクラス」という同じ名称でも、利用する路線によって受けられるサービス内容には違いがあります。
飲料・軽食付きの路線では、厳選されたドリンクがおかわり自由(実質飲み放題)で楽しめるほか、季節ごとに変わる軽食やスイーツなども提供され、ちょっとした旅行気分をより特別なものにしてくれます。
一方で、近年は一部の路線で軽食・ドリンク自体の提供が廃止され、アテンダントが乗車しない「車内サービスなし」のタイプに切り替わっている列車もあるため、乗車前に確認しておくのがおすすめです。
本記事を見て気になられた方は、ぜひ次の旅行や移動では「グランクラス(飲料・軽食あり)」の列車で贅沢なひとときを存分に体験してみてください。

